流水(河川)・水域救助講習会

水域は常に溺水の危険が伴います。いかに、溺れずに気道を確保安定化して活動するのか、要救助者も救出の過程で同様に扱います。
流水は、静水に比べ、格段にリスクが上がります。波や渦がより気道確保を困難にし、動水圧により障害物にトラップされる、ロープ類に絡む(エンタグルメント)の危険性があります。
流水=動水圧のリスクを体感し、的確にリスク判断をできるようになること。流水を流されても、サバイバル泳法・対応で自己救助できること。その先に、流水での救助活動があります。救助者は流水での実技訓練は必須です。知識のみや、プールなどの静水での実技だけでは不十分です。

流水(河川)・水域(水難)救助・ボート操船

2023年4月更新!

水域(湖沼=静水、海、川など)は、気道確保が困難となる可能性が高い場所です。水域の中でも、流水(注)=河川は、水が流れていること、水圧があること、より気道確保が困難など、独特の危険があります。川での救難救助は、水域救助(Water rescue)の中でも、極めて特殊状況下での活動となります。

過去の訓練や実際の活動において成功率の高い救助方法を紹介し訓練しますが、水域救助では、100%確実に救出できる方法はありません。かつ、訓練環境を実地に近づけるほどリスクが高まりますので、能力のある安全管理者による適格な安全管理の下で訓練を実施することが肝要です。

  • 注:NFPA(米国防火協会)の一般定義では、流水=スイフト・ウォーター Swift waterは、1ノット(時速1.85km、秒速0.514m)以上の速度で動く水のこと。なので、ダム湖や堰堤のバックウォーター、干潮域の一部を除き、河川の大半は流水となります。増水時、洪水時には、ダム湖や堰堤のバックウォーターや干潮域も流れますので、流水救助の対象となります。

河川・流水救助に、他の水域とは異なるリスクがあることが認識されたのは比較的新しく、その救助法、技術、機材などは広まっておらず、流水への誤解による事故が多発、繰り返されています。

各訓練コースは、救助先進地域、北米や欧州などで開発された河川・流水救助方法、体系をコアにした訓練内容です。さらに、弊社では、日本の河川研究に取り組み、洪水を含めた水文特性の収集・解析や、特有の各事故例の分析に焦点を合わせた内容を付け加えています。独自の各コースも設けています。国内各河川の特性にも熟知し、気象・水文データも収集・解析できますので、各河川の特性や、訓練場所、疑問など、ぜひご相談・お問い合わせください。

救助訓練も最初は型として指示通りに実施、次に、救助チームで工夫して考えられるようになることを目標としています。

講習会場となる吉野川上流は、様々な早瀬、川幅、川岸や河床の形状、それに安定した水量により、河川・流水救助の訓練場所として極めて優れています。特に5月20日~9月10日は、夏季ダム放水により豊富な水量が安定して継続します。それ以外の期間は、雨が降らないと水量は減りますが、場所を選ぶことで、様々な救助訓練を実行できます。ボート操船を川を下りながら実施できます。
場所を選べば、減水期でも負荷を増した訓練も実施できます。洪水を想定した訓練もできます。ただし、集水面積が大きな川ですので、台風などによりかなり増水することもあり、やむなく中止の場合もあります。(これまで天候・増水よる中止は、ほぼ皆無です。水量に応じ、約10個所から最適な場所を選択します。ただし、2018年に台風接近に付き、1回だけ中止しました。)

以下の各コースは、吉野川以外でも開催できます。ご要望があればご連絡ください。

ただし、原則、川に入りますので、冬季(12月~2月)や、雪解けの川では、ドライスーツなど防寒装備が必要です。アユ釣りが盛んな川や区間は漁期(多くは6月以降)を確認し、必要なら漁協などと調整してください。(釣り師の水難事例は高齢化と相まって増加しています。啓蒙による予防や安全具の選択導入と着用、適格な救助体制が求められます。)真夏でもPPEとして原則、ウエットスーツを着用しますので、熱中症に警戒してください。大雨で大増水になる可能性が高い時期、梅雨後半(6月下旬~7月上中旬)、台風ピーク期(9月上中旬を中心にその前後)も留意ください。

流水には様々な危険がありますが、中でも、以下の3つのワナには十分、気をつけてください。

流水での活動・救助における命に直結する3つのワナ

  • 足のワナフット・エントラップメント →見えないので、流されたら足を上げる
  • 身体(からだ)のワナ/ストレーナー、サイフォン(シーブ)、真横に張られたロープ、ホール(特にローヘッドダム=えん堤)、洪水流、たっぷり流れている用水路など →見えるので、近づかない。万が一、流水に落ちたらサバイバル泳法・対処で自己救助を試みる(万能・確実ではないです)
  • ロープのワナ/身体に絡む(エンタグルメント)危険。取扱要注意。長いロープは整理係り。 →切断用にリバーナイフ携行。クイックリリース・チェストハーネス付きPFD着用。ISO国際規格のPFDを要装着。

流水救助は知識に加え、何より、実際の流水での体感実技訓練が不可欠です。ただし、リスクを判断、安全管理できる、指導者の下で訓練、練習してください。訓練・練習などの相談もお受けいたします。

実技訓練の分類※項目により複合組合せ

  1. 流水の動水圧を体感する各訓練(リスク/ 小~中~大)
  2. 救助者が窮地に陥った時のサバイバル各訓練(リスク/ 小~中~大)
  3. 片岸からの各救助法訓練(リスク/ 小)
  4. 両岸からの各救助訓練(リスク/ 小~中)
  5. 流水に入っての各救助訓練(リスク/ 中~大)

残念ながら、過去には国内でも訓練中に重大事故が発生しています。実施中でも安全に不安を感じたら、至急、連絡ください。できるアドバイスをさせていただきます。(弊社受講履歴は問いません。)

講習中に説明などに使用したパワーポイントなどは印刷物やPDFデータなどで、希望者に自己学習用として譲渡いたします。ぜひ、復習などにご活用ください。

ただし、講習中に配布した資料も含め、著作者への無断での転用複写による第三者への譲渡は堅くお断りいたします。(資料は専門書です。誤読、誤解による事故を防止する責務があります。)

資料データ希望者は、Googleフォト、youtube、LINEなどで提供いたします。

また、内容に付いての質問などは、講習後も、LINEなどでアフタフォローいたします。どんどんお尋ねください。

河川(流水)救助・活動講習会 3日間・2日間・1日

救助哲学、川の力学、水文特性、器材の紹介と使い方の習得、ホンモノの川で、動水圧、流水の凄さをより体感し、チーム救助訓練、ボート操船など、陸上・片岸(リスク小)~陸上・両岸(リスク中)~水上(リスク大)から成功した実践的救助方法と自己救助の実技講習など、川での救難救助の基本をみっちり行う充実の3日間コースです。1日単位でも受講できるようにコース設計しています。職業的プロ救助者や関係者の方、川でアウトドア活動を行われる方、各河川関係者におすすめいたします。

内容は、流水救助の基本原則に、可能な限り最新の情報・技術、説明資料を提供します。当研究所では、NFPA 1006(2021年版)、2500(2022年版)(旧1670と1983、1858)の最新版にアップデートし、ISO国際標準化機構、EN欧州規格の関連各規格に準拠しています。

当コースは、レスキュー3とは無関係です

講習概要/こちらよりダウンロードできます。(PDF形式、220KB)

スケジュール表(簡易版)/こちらよりダウンロードできます。(PDF形式、106KB)

学科講習救助の基本・理念、北米・欧州の各基準・規格、活動区域分け、チーム体制・指令連絡、水文学と流水力学、角度と力の関係(流水スイム、スローバック、展張線の力学)、流水の3つのワナ、救助法とリスク、救急法、個人保護具、国内事故例など
実技講習結索(ノット)・ロープ・ワーク(アンカー、倍力など)、安全管理、流水での基本泳法、スローライン救助、テザースイム、接触救助(要救助者管理、浅瀬渡河、スイム)、ボート操船、2・4ポイント・テザー・ボート・システム、ストレーナー対応、フット・エントラップメント(片岸・両岸)、展張対角線(渡河線)の構築、QRH緊急離脱(陸上、流水)
(注意:状況により、内容は入れ替わります。時間制約上、すべては実施できない場合があります。)
受講料

3日間 45,000円(税込み) 2日間 30,000円(税込み) 1日 16,000円(税込み)

※嶺北コースは、「おこぜハウス」での合宿コースとなります。2泊素泊まりと施設使用料で人数により別途3,000円~5,000円追加となります。宿泊は研修室の畳の3部屋に雑魚寝となります。自炊可能。(寝具必要な方は事前予約でレンタル寝具2,900円)

講習料&修了証+資料代(最新含む)、傷害保険加入料
※修了者の練習参加 1日 6,000円

開催場所

①吉野川・三好コース(徳島県三好市) Google Map(集合) ※通常水量 7月~9月。増水時の代替

②吉野川・嶺北コース(高知県長岡郡本山町・土佐町) Google Map(実技会場)

③四万十川(高知県幡多郡四万十町) Google Map(集合)

※他の地域でも開催可能です。

講師矢野 哲治

吉野川・

三好コース

開催場所:吉野川と祖谷(いや)川(徳島県三好市) ※本流は大きな川であり、流れの速い個所を利用し、洪水想定もできます。支流も利用することで、川幅の狭い川・水路も想定します。夏季ダム放流(5/20~9/10)により、吉野川本流は安定した水量があり、負荷が増します。それ以外の時期(9/11~5/19)はダム放流は少な目ですが、温帯低気圧などにより、増水の場合もあり得ます。水量に応じ、実技場所を決定します。

①2024年6月11日(火)~13日(木)

※日程要望受付中

吉野川・

嶺北コース

開催場所:吉野川最上流(高知県長岡郡本山町・土佐町) ※前泊を含め最大3泊の合宿形式です。

※早明浦(さめうら)ダムから夏季ダム放流により、平均水量は多いです。しかし、発電放流で時間変動します。水量の違いで負荷も変動します。支流も利用することで、川幅の狭い川・水路も想定します。

※豊富なダム放流が安定して期待できる7月~9月上旬に開催します。日程要望受付中

四万十川

開催場所:四万十川・中流(高知県幡多郡四万十町) 

※日程要望受付中

その他河川

※他の河川でも開催可能です。河川の特性(傾斜、規模など)水文情報なども含め、ぜひ、ご相談ください。

  • 6名以上のお申し込みあれば日程を調整し開催いたします。また、他の地域でも開催可能です。

ボート・ハンドリング(操船)講習(半日・1日間・それ以上)

川や湖水、洪水時の救難活動に、インフレータブル・ボート(特殊ゴム・ボート)は、乗船操作する救助員に十分な操船技術と取り扱いについての知識があれば、安全かつ機動性のある有効な救助機材として利用できます。ボートの特性と取り扱い方法、操船技術と訓練、貸し出しなど、時間や場所に応じて、様々に対応できます。必要な方は、ぜひ、お問い合わせください。

費用1日 11,000円(税別)から 訓練、レンタル代 (傷害保険加入料別途500円)
日程随時、対応可能です。
  • 流水で行う場合は、6月~9月のアユ釣り期、7月~9月の梅雨後半~台風シーズンは避けた方が無難です。湖面など静水でしたら、いつでも大丈夫です。

レスキュー練習・訓練・講演など(半日・1日間・それ以上)

講習を一度や数回受けても、救助の技術やスキルはなかなか身につきません。繰り返しや重点的な練習が効果的です。また、特定の項目の講義や実技を希望される方、資格取得が不要の方、レスキューの練習をしたくとも、器材や練習場所について容易でない場合、私たちがお手伝いいたします。

ため池などの静水でも事故は起きています。水域は気道確保の問題があることへの無自覚、無警戒による事由によるものが大半です。水域救助や啓蒙に付いての講演、講義、実技なども受諾いたします。

ご要望の方は、お問い合わせください。

費用1日 11,000円(税別)から 訓練、レンタル代 (傷害保険加入料別途500円)
日程随時、対応可能です。
  • 流水で行う場合は、6月~9月のアユ釣り期、7月~9月の梅雨後半~台風シーズンは避けた方が無難です。湖面など静水でしたら、いつでも大丈夫です。

 

レスキュー3 SRT-I スイフトウォーターレスキューテクニシャンレベルI(3日間)

レスキュー3 SRT-1の認定資格取得(2年毎に資格更新。最長3年間有効)が必要な方は、こちらのコースを受講ください。テキスト(英語原本2018年版、221ページを基に、2020年日本語訳176ページ)も含まれます。レスキュー3といえば、流水救助。世界的にも高評価です。

救助哲学、川の力学、器材の紹介と使い方の習得、陸上から水上から成功した実践的救助方法の実技講習など、川での救難救助の基本をみっちり3日間で行う最もおすすめのコースです。職業的救助者の方はもちろん、川でのアウトドア活動の指導者や、各河川関係者におすすめいたします。

お渡しするテキスト(英語原本2018年版を基に、2020年日本語訳)の不明朗、不十分な点も可能な限り訂正し、他の最新で有効な情報・技術、説明資料を追加で提供します。

当コースは、NFPA(米国防火協会)の NFPA 1006と2500(旧1670と1983、1858)テクニシャン・レベル(最上位救助者)に準拠しています。

当研究所では、NFPA 1006(2021年版)、2500(2022年版)の最新版にアップデートしています。

講習概要とスケジュール表/こちらよりダウンロードできます。(PDF形式、99KB)

学科講習救助の考え方、流水救助・最良実施ガイドライン、NFPA1006/2500各基準、水文学と流水力学、条件救助と完全救助、流水での自己救助、個人保護装備、チーム装備、各資機材の紹介、野外救急法、熱障害(低体温症、熱中症)、ロープ結索、倍力、分力、合力、チーム体制・指令連絡、国内事故例など
実技講習結索(ノット・ベンド・ヒッチ)、アンカー(流動分散、固定分散)、倍力(3:1)作成、安全管理、流水での基本的泳法、スローライン救助、テザースイム、コンタクト救助(浅瀬横断、スイム)、ボート操船、Cスパインロール、ストレーナー越え、フット・ エントラップメント、2、4ポイント ボートテザーシステム、展張対角線(テンション ダイアゴナル)、ハイライン(オプション)
(注意:状況により、内容は入れ替わります。時間制約上、すべては実施できない場合があります。)
受講料

49,500円(税込み)

※日程②嶺北コースは、「おこぜハウス」での合宿コースとなります。2泊素泊まりと施設使用料で人数により別途3,000円~5,000円追加となります。宿泊は研修室の畳の3部屋に雑魚寝となります。自炊可能。(寝具必要な方は事前予約でレンタル寝具2,900円)

講習料&認定料+教本代(追加最新資料含む)、傷害保険加入料

開催場所

①吉野川・最上流と支流(高知県長岡郡本山町・土佐町) ※通常水量 7月~9月。増水時の代替

②吉野川・上流と祖谷(いや)川(徳島県三好市)

※他の地域でも開催可能です。

講師

矢野 哲治

吉野川・

三好コース

開催場所:吉野川と祖谷(いや)川(徳島県三好市) ※本流は大きな川であり、流れの速い個所を利用し、洪水想定もできます。支流も利用することで、川幅の狭い川・水路も想定します。夏季ダム放流(5/20~9/10)により、吉野川本流は安定した水量があり、負荷が増します。それ以外の時期(9/11~5/19)はダム放流は少な目ですが、温帯低気圧などにより、増水の場合もあり得ます。水量に応じ、実技場所を決定します。

①2024年6月11日(火)~13日(木)

※日程要望受付中

吉野川・

嶺北コース

開催場所:吉野川最上流(高知県長岡郡本山町・土佐町) ※前泊を含め最大3泊の合宿形式です。

※早明浦(さめうら)ダムから夏季ダム放流により、平均水量は多いです。しかし、発電放流で時間変動します。水量の違いで負荷も変動します。支流も利用することで、川幅の狭い川・水路も想定します。

※豊富なダム放流が安定して期待できる7月~9月上旬に開催します。日程要望受付中

四万十川

開催場所:四万十川・中流(高知県幡多郡四万十町) 

※日程要望受付中

その他河川

※他の河川でも開催可能です。河川の特性(傾斜、規模など)水文情報なども含め、ぜひ、ご相談ください。

  • 毎年、4月中下旬、5月中旬、6月~7月上旬、9月上下旬、10月上中下旬に吉野川での開催を予定しています。
  • 6名以上のお申し込みあれば、日程を調整し開催いたします。また、他の地域でも開催可能です。

レスキュー3 SFR+ スイフトウォーターレスキューファーストレスポンダー・プラス(2日間)

レスキュー3 SFRの認定資格取得(2年毎に資格更新。最長3年間有効)が必要な方は、こちらのコースを受講ください。テキスト(200ページ、2000年版)も含まれます。通常、SFRの水上実技は半日ですが、それでは物足りない方、動水圧、流水の凄さをより体感し、チーム救助訓練、ボート操船をなどをプラス丸々1日付け加えた、充実の2日間コースです。職業的救助者や関係者の方、川でアウトドア活動を行われる方、各河川関係者におすすめいたします。

お渡しするテキスト(176ページ。英語原本2018年版、221ページ)の不明朗、不十分な点も可能な限り訂正し、他の最新の情報・技術、説明資料を提供します。

当コースは、NFPA(米国防火協会)の NFPA 1006と2500(旧1670と1983、1858)テクニシャン・レベル(最上位救助者)に準拠しています。

当研究所では、NFPA 1006(2021年版)、2500(2022年版)の最新版にアップデートしています。

講習概要とスケジュール表/こちらよりダウンロードできます。(PDF形式、92KB)

学科講習救助の考え方、流水救助の15カ条(最新版は最良実施ガイドライン)、NFPA1006/2500各基準、水文学と流水力学、条件救助と完全救助、流水での自己救助、個人保護装備、チーム体制・指令連絡、国内事故例など
実技講習結索(ノット)、安全管理、流水での基本的泳法、スローライン救助、テザースイム、コンタクト救助(浅瀬横断、スイム)、ボート操船、ストレーナー越え、2・4ポイント ボートテザーシステム
(注意:状況により、内容は入れ替わります。時間制約上、すべては実施できない場合があります。)
受講料

33,000円(税込み)

講習料&認定料+教本代(追加最新資料含む)、傷害保険加入料

日程随時、開催可能
開催場所吉野川(徳島県三好市。増水時は一部、高知県大豊町・本山町)
講師矢野 哲治
  • 6名以上のお申し込みあれば日程を調整し開催いたします。また、他の地域でも開催可能です。

レスキュー3 SFR スイフトウォーターレスキューファーストレスポンダー(1日間)

レスキュー3 SFRの認定資格取得(2年毎に資格更新。最長3年間有効)が必要な方は、こちらのコースを受講ください。テキスト(200ページ、2000年版)も含まれます。3日間の SRT-Iの内、もっとも基本的で講習内容をコンパクトにした1日コースです。 職業的救助者や関係者の方、川でアウトドア活動を行われる方、各河川関係者におすすめいたします。

お渡しするテキスト(176ページ。英語原本2018年版、221ページ)の不明朗、不十分な点も可能な限り訂正し、他の最新の情報・技術、説明資料を提供します。

当コースは、NFPA(米国防火協会)の NFPA 1006と2500(旧1670と1983、1858)テクニシャン・レベル(最上位救助者)に準拠しています。

当研究所では、NFPA 1006(2021年版)、2500(2022年版)の最新版にアップデートしています。

講習概要とスケジュール表/こちらよりダウンロードできます。(PDF形式、85KB)

学科講習救助の考え方、流水救助の15カ条(最新版は最良実施ガイドライン)、NFPA1006/2500各基準、水文学と流水力学、条件救助と完全救助、流水での自己救助、個人保護装備、チーム体制・指令連絡、国内事故例など
実技講習安全管理、流水での基本的泳法、スローライン救助、コンタクト救助(浅瀬横断)
受講料

25,500円(税込み)

講習料&認定料+教本代(追加最新資料含む)、傷害保険加入料

日程随時、開催可能
開催場所吉野川(徳島県三好市。増水時は一部、高知県大豊町・本山町)
講師矢野 哲治
  • 4名以上のお申し込みあれば日程を調整し開催いたします。また、他の地域でも開催可能です。

各講習共通事項

最少催行人数SFRは4名以上。それ以外のコースは6名以上
募集締め切り一次締め切り 開催日の1ヶ月前
※1ヶ月前に最少催行人数に満たない場合は、申し込み予定者に通知し、最終締切日を決めます。
受講資格
  1. 満18歳以上の方
  2. 次の疾病及び疾患が無い方
    • 慢性的な脊柱の疾患
    • 腰痛
    • 膝の痛み
    • 慢性的座骨神経痛
  3. その他慢性的な症状、極度の身体的問題(心臓病、糖尿病等)、3ヶ月以内に起きた肩の脱臼
  4. コース設定の全ての行程に参加できる方

講習風景

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