救急法講習会

専門救助研究室(旧名称サファリ)では、AED(自動体外式除細動器)、CPR(心肺蘇生法)を含む応急手当の講習会も開催しています。各コースの概要については、MFA/メディック・ファーストエイド®本部のホームページもぜひ、ご参照ください。

各救急法はガイドライン2015に適合しています!5年ごとに、心肺蘇生法を含む救急法についての国際会議が開催されて、改訂されています。
専門救助研究室(旧名称サファリ)では、最新のガイドライン2020をすでに取り入れた講習会を開催しています。5年ごとに地球の救急法のガイドラインが改変されます。
現在は、ガイドライン2015に対応した、ビデオ、テキストを使用し、更新内容については、追加で説明となります。
ガイドライン2020への教材の完全移行は2023年を予定しています。

インストラクター1名当たりの受講生最大数は12名まで、ダミー人形、AED訓練機などの資器材1組当たりの、受講生最大数が6名から3名です。主催する側は大変なのですが、元々、以前(旧サファリ)からそのようにしています。
また、新型コロナの終息までは、原則、受講生1人付き、ダミー人形は1体を用意し、レスキュー呼吸訓練などによる感染予防に努めています。

救急法の講習を定期的に受講されることをおすすめします。

救急法は一度受講しても、反復練習や復習をしないと、知識、技術が時間とともに薄れて行く可能性が高いです。また、情報の更新などにより、内容が変更されることがあります。そのこともあり、主要な各団体の救急法のコースは、受講し認定を受けてからの有効期限が決まっています。多くの有効期間は2年間です。

善意の市民として、救急対応を実施するためにも、認定者であり続けることは重要です。ぜひ、定期的に講習会に参加しましょう。主要な各団体の講習会は世界的な蘇生法の基準(現在はガイドライン2015)に準拠しています。基本となる内容は共通ですが、開催団体や講習会によりシステムや教授法、習得方法、アフターケアなどに異なる部分があります。

機会があれば、異なる団体の講習会を受講することも、救急法の質と量を高めることにつながると思います。おすすめします。

メディック・ファーストエイド®は、5年毎のガイドラインの改変に合わせて、テキスト(受講生ガイド)、インストラクションDVDを改訂、日本語に翻訳しています。おすすめの講習です。

メディック・ファーストエイド®とは?

MFAはメディック・ファースト・エイド®の略称です(注)。MFAは救急医療の先進国、アメリカで1977年に誕生した一般市民レベルの応急救護の訓練プログラムであり、そのソフト(ノウハウ)とハード(教材などの伝達媒体)は数年ごとに最新の医学的、そして教育学的情報を盛り込んでアップデートを続けています。
(注:メディック・ファーストエイド®は、MEDIC First Aid Internationalの登録商標です。)

ビデオ教材とスキル練習のサンドイッチ方式で「見る、聞く、実行する、話す、感じる」という独特の成人教育手法を組み込んだ系統立てたアプローチ法を採用し、伝統的に膨大な時間をかけて別々に教えられていた救急法や蘇生法の両方を1つのコースに組み込んで、短時間で効果的に訓練できるように致しました。

教える内容も、ただ単に手当のテクニックを練習させるだけではありません。救助前の安全確認や感染予防から手当後の心のケアまで、傷病者だけではなく救助者の安全や心理的な側面までカバーしています。また、筆記試験を排除したストレスの低い学習環境を提供し、肯定的な指導方法で「積極的な救助者」を養成しています。また、できるだけリアルなシーンを提供するビデオは、受講者が実際の救急現場のケガや血液などに対する心の準備を整え、実際の救護の現場でも、受講者の実力が十分発揮できるように考えられています。
メディック・ファーストエイド®の詳細は、MFAジャパンのホームページをご照覧ください。

メディック・ファーストエイド® ベーシックプラス(ファーストエイド+CPR、AED)(6~7時間)

成人のCPR(心肺蘇生法)とAED(体動体外式除細動器)、そしてケガや病気を含むその他の応急手当ての方法を習得する6~7時間のプログラムです。

講習概要と項目/こちらのページをご参考ください。

受講料定価 13,000円
グループ申込5人~8人:お1人 1,000円割引き、9人以上:お1人 2,000円割引き
受講料に含まれるもの講習料&受講生ガイド(テキスト、124ページ!)、修了カード、ポケットスキルガイド、救急計画表、レサコ(逆止弁付きマウスピース)、手袋、包帯、ガーゼ、ジップロック袋
最少催行人数2名
定員12名
開催場所※4名様以上から、徳島県内を始め、四国内外で出張開催できます。旅費などは実費。当方で、講習用の上映機器類(PC、プロジェクター、スクリーン)は持参可能。講習会場をご用意ください。応相談。

メディック・ファーストエイド®ケアプラス CPRとAED(全年齢層)(5~6時間)

全年齢層のCPR(心肺蘇生法)とAED(自動体外式除細動器)の両方を習得したい方のためのコース。所要時間は5時間前後。乳児(1才未満)・小児(1才~8才)にも対応しています。
子供の心停止になる確率は大人よりかなり小さく、子供の心停止は、気道や呼吸に関係していることが多く、AEDよりも、質の良いCPR(心肺蘇生法)が必要と言われています。

講習概要と項目/こちらのページをご参考ください。

開催日2022年12月23日(金)
受講料定価 11,000円
グループ申込5人~8人:お1人 1,000円割引き、9人以上:お1人 2,000円割引き
受講料に含まれるもの講習料&受講生ガイド(テキスト、60ページ)、修了カード、ポケットスキルガイド、救急計画表、レサコ(逆止弁付きマウスピース)、フェイスシールド、手袋、包帯、ガーゼ、ジップロック袋
最少催行人数2名
定員12名
開催場所※4名様以上から、徳島県内を始め、四国内外で出張開催できます。旅費などは実費。当方で、講習用の上映機器類(PC、プロジェクター、スクリーン)は持参可能。講習会場をご用意ください。応相談。

メディック・ファーストエイド®ケアプラス CPRとAED(成人+小児)(4~5時間)

成人のCPR(心肺蘇生法)とAED(自動体外式除細動器)の両方を習得したい方のために、半日で学べるコースです。所要時間は4時間前後。

講習概要と項目/こちらのページをご参考ください。

開催予定未定
受講料定価 10,000円
グループ申込5人~8人:お1人 1,000円割引き、9人以上:お1人 2,000円割引き
受講料に含まれるもの講習料&受講生ガイド、修了カード、ポケットスキルガイド、救急計画表、レサコ(逆止弁付きマウスピース)、手袋、包帯、ガーゼ、ジップロック袋
最少催行人数2名
定員12名
開催場所※4名様以上から、徳島県内を始め、四国内外で出張開催できます。旅費などは実費。当方で、講習用の上映機器類(PC、プロジェクター、スクリーン)は持参可能。講習会場をご用意ください。応相談。

反復練習、器材の利用、アフターサービスも提供します。

胸部圧迫と人工呼吸のCPR(心肺蘇生法)などを習得し、質を高めるには、反復練習が肝要です。
コース終了後の当日や、他日の練習などにもできるだけ便宜を図りますので、ぜひ、ご相談ください。
詳細やご相談は、下記までお問い合わせください。

救急器材も一部販売します。

人工呼吸用のマスクなど、一般の販売店ではレアな一部、救急器材を販売します。
講習当日、購入されたい方は、ぜひ、事前に下記までご要望をください。